BRANSIST safire (バイプレーンパッケージ VB9 Slender) バイプレーン

●直接変換方式に支えられた圧倒的な画質鮮鋭度
超高精細150μmのピクセルサイズをもつ直接変換方式FPDの搭載により、微細血管やIVRデバイス（ステント、ガイドワイヤ）などの視認性が飛躍的に向上します。さらに画像の歪みも全く生じないので、精度の高い計測が行え、より確かな診断と治療を支援します。更に、次世代の高速リアルタイム画像処理機構 SUREengine（オプション）により、血管だけでなくワイヤ・ステントなどのデバイスの視認性を高め、インターベンションに最適な画像を提供します。
●最新デジタル技術によるスピーディな応答性能
インターベンションをストレスなく行う上でスピーディな画像操作、マップ画像の参照手法は高画質と並び非常に重要な要素です。BRANSIST safireでは、最新のマルチプロセッサーを採用し、抜群の画像操作性・インターベンションに有用なダイナミックリファレンス機構を実現しました。更にマルチタスク機能によるワークフロー向上とミラーリングによる画像データのセキュリティ向上も実現しています。
●かんたん・スピーディに的確なポジショニング
正面Cアーム、側面Cアームともあらゆるポジションに対応することで、手技に応じたCアームセッティングが可能です。また、床置きCアームを斜め側に配置することで頭側に広いクリアランスを有するバイプレーンセッティングが可能で、被検者への容易なアプローチを実現しています。

●散乱線による被ばくを低減　[LL⇔RLポジション]
側面アームのX線管球位置を散乱線被ばくの少ない術者側へワンタッチでポジショニングできます。また脳血管領域において診断から治療、フォローアップなど同一被検者で繰り返し検査を行う場合に検査ごとに左右切り替えることで頭部片側への集中的なX線被ばくを緩和し、より安全な検査が可能となります。
●IVRに有用な最新3Dアプリケーション
マスクラン不要の動きに強いDSA「RSM-DSA」を標準搭載し、下肢の追跡造影やCアームの歳差・振子動などと組合わせた3次元的な造影に威力を発揮します。また、60°/秒の高速Cアーム回転（MaxScan）により造影剤の注入時間を低減可能な3Dアンギオグラフィ（Safire 3D-A）。3D画像と2次元の透視画像をオーバーレイすることで複雑に走行する血管でのワイヤ操作、コイリングに威力を発揮する3Dロードマップ（Safire 3D-M）。術中にCTの様な断面像を再構成し淡い濃染や軟部組織を描出可能なCTライクイメージング（Safire 3D-C）。これら最新の3Dアプリケーション（オプション）が先進のインターベンションをサポートします。